【平成21年度群馬県自給飼料生産取り組み事例】利根沼田 酪農経営

平成22年1月26日

地域名:群馬県利根沼田

1.収穫・調製利用、栽培管理技術の特徴及び作業の効率化

  1. (1)飼料畑は全て農場から5km範囲以内に集約されている。
  2. (2)3年前細断型コンビラップ機(据置型)を個人資金で整備、とうもろこしは細断型ロールにしている。
  3. (3)飼料生産の集約化を図るため、3条刈りコーンハーベスタ、モアコン、ロールベール等の作業機で効率化を図っている。
  4. (4)草地は共同、とうもろこし収穫調製時の運搬のみ雇用で実施している。
  5. (5)肉用牛農場からとうもろこしの50a分の収穫請負の受託を行っている。

2.経営概要

  1. (1)飼養頭羽数
    経産牛50頭、育成牛30頭
  2. (2)土地面積
    飼料畑1,300a(借地1,050a)・草地700a(借地700a)
  3. (3)飼料生産の共同利用、作業委託等
    とうもろこし収穫調製のみ雇用
  4. (4)飼料作付体系と施肥管理
作物名(使途) のべ面積 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月
トウモロコシ 900a   播種 収穫        
イタリアンライグラス 400a   収穫 追肥 播種        
  播種 収穫        
リードキャナリー・オーチャードグラス 700a   追肥 収穫 収穫 収穫        

3.自給飼料生産に対するご意見等

  1. (1)クマ、イノシシ、シカ、サル等の獣害被害により被害が深刻になっている。
  2. (2)過度の労働投資で体力的にも疲弊している。
トップページに戻る