本病はマイコプラズマ・ハイオニューモエニ(Mhp)によって起こる呼吸器感染症です。臨床症状は、時に弱い発咳や元気消失を呈しますが、特に顕著なものはなく無症状で経過する場合も多く見られます。さらに、パスツレラ、アクチノバシラス(ヘモフィルス)等による二次感染が起こりやすくなり、これにより肺炎が増悪化することも知られています。
Mhpは豚の日齢に関係なく感染し、伝播力が強く常在化率も高いため、感染によって誘起される増体量の減少および飼料効率の低下は、多大な経済的損失をまねいています。
子 豚
●生後1週齢から8週齢の子豚に2ml、
さらに2週間後から4週間後に2ml。
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