平成13年度推薦事例
指導支援部門
「機械化組合を核とした飼料イネ栽培の取り組み」 
中部農業総合事務所経営普及部 
(中部農業改良普及センター)

宮城村鼻毛石機械利用組合
宮城村鼻毛石機械利用組合
  
6.添付資料
 
参考資料−1  鼻毛石機械利用組合農作業料金一覧表  (10a当たり)
作業名 作業機械名 料金 備考
 耕  起 ロータリ 5,000
 麦踏み ローラ 1,000
小麦  刈り取り バインダ 9,000
関係    〃 コンバイン 14,000
 除草剤撒布 ブームスプレイヤ 2,000 農薬施主
水稲関係  耕  起 ロータリ 5,000
 代 か き バディーハロ 5,000
 田 植 え 田植機 7,000
 刈り取り バインダ 9,000 倒伏等悪条件圃場は50%増
   〃 コンバイン 14,000
 運 搬 10a当たり 2,000
 畦 ぬり 1u当たり 40

参考資料−2  鼻毛石機械利用組合所有機械一覧表
機械名 型式 数量 機械名 型式 数量
 トラクタ クボタMD77 2 畦塗り機 ニプロ AZ701H 1
   〃 クボタM1 100 1 パディーハロー コバシ PHN247T 1
   〃 インター 64 1 ロータリ コバシ KA227T 2
   〃 インター 76 1   〃 〃  KA245 1
コンバイン クボタSR 75 1   〃 〃  KB2000E 1
   〃 クボタAX 85 1 フロントローダ クボタTLH115PSL 1
   〃 クボタR1 30 1 ディスクモア ビコン CM2400 1
ロールベーラ スターBIG3000 1 田植機 イセキ  PM40 2
ラッピングマシン スターMWM1550 1 播種機 コバシ PS246TODS 1
テッター ストールZ450D 1 ライムソア タカキタ LS2408 1
レーキ ストール ZR285DS 1 トレーラ 山沢製作所CT90 1
コンプレッサ 東芝 1

参考資料−3
 平成12年度 飼料イネホールクロップサイレージ(WCS)配布計画
 
 1.事業主体:JA群馬中央会(県農政課後援)
 
 * 事業の目的 
 昨年度から水田転作作物として、また、飼料自給率向上を目指す粗飼料として、直播による飼料イネ栽培に取り組み、最終生産物としてのホールクロップサイレージを確保している。しかしながら、実際にエサとしての給与は、栽培に取り組んだ鼻毛石機械利用組合内部で行われ、従来から使われている稲ワラよりも高品質な粗飼料という判断しているものの外部評価を受けていない。
 今回、外部評価を受け、良質粗飼料としての位置づけの判断材料とすると共に、一般の畜産農家への啓蒙普及を図るものとして無償配布し、意見を聴取するものとする。
 
  * WCSの入手先 : 宮城村鼻毛石機械利用組合 組合長 吉 田 淳 一 
        容 量 : 約400kg/ロール  (ロールサイズ:直径1.2m)
        価 格 : 3,500円/ロール(買い取り価格:消費税込み)
        数 量 : 30ロール  ( 5ロール/戸 × 6戸 = 30ロール )
 
  * WCSの配 布 : 無償配布 
        配布先 : 当面、中部・西部の各普及センターで選定された畜産農家                   
    (牛)・・・下記のとおり
        配布時期: 配布時期は、1月上旬〜中旬の間で予定。
        引渡し : 引き渡し時、積み込みまでは組合が行う。
                (但し、宮城村内の現地引き渡しとする)
 
  * アンケート調査 ・・・ 別紙のとおり
 
注)
今年度の作柄は昨年度に比べ悪い。特に、雑草の混入・外観で見劣りがする。
給与に当たり、乳量等直接的な影響が想定される酪農については、給与方法・量に十分検討されたい。当面、嗜好性を確認する意味から、乾乳牛・育成牛等で確認するのも一つの方法と思われる。

参考資料−平成12年度 飼料イネホールクロップサイレージ(WCS)給与農家アンケート調査票

1.給与農家の概況
・氏  名
・住  所(TEL)
・畜  種     酪 農  ・  肉 牛  ・  繁殖和牛
・飼養頭数 酪農 成 牛  頭  肉牛 仕上牛  頭  繁殖 成 牛  頭
育成牛  頭     肥育牛  頭  和牛 育成牛  頭
仔 牛   頭     育成牛  頭      仔 牛  頭
2.飼料給与状況 (通常の成牛1頭当たりの給与粗飼料名及び量)
@ コーンサイレージ      
A グラスサイレージ
B 乾草: ルーサン
C  〃 : チモシー
D  〃 :
E 生草: エン麦
D  〃 :
G 稲ワラ(束・コンパクト・ロール)
H その他
3.今回のWCS給与方法(どの粗飼料と切り替え、若しくは、給与粗飼料の総量を減らしてメニューを増やした)
1)具体的な給与方法:粗飼料の切り替え
 * WCS給与対象   
 * WCS給与量           kg/頭/日
 *  〃   期間  平成13年 月 日 〜  月 日(   日間 )
4.ホールクロップサイレージの評価
* 総合評価 :( 良い ・ 普通 ・ 悪い ): 理由
1)WCSの品質 
・ 色   ( 良い ・ 普通 ・ 悪い ) : 理由
・ 臭 い ( 良い ・ 普通 ・ 悪い ) : 理由
2)牛の嗜好性
* 評 価 ( 良い ・ 普通 ・ 悪い ) : 理由
3)扱い安さ
* 評 価 ( 良い ・ 普通 ・ 悪い ) : 理由
4)グラスサイレージ及びイネ科牧草との比較
* 評 価 ( 良い ・ 普通 ・ 悪い ) : 理由
5)稲ワラとの比較
* 評 価 ( 良い ・ 普通 ・ 悪い ) : 理由
・・・ その他、感じたことがありましたら自由にお書き下さい。 ・・・


参考資料−5
飼料イネホールクロップサイレージ(WCS)給与農家へのアンケート調査結果について
 
                              中部農業改良普及センター
 
 目的及び背景
 昨年度から水田転作作物として、また、飼料自給率向上を目指す粗飼料として、直播による飼料イネ栽培に取り組み、最終生産物としてのホールクロップサイレージを確保している。しかしながら、実際にエサとしての給与は、栽培に取り組んだ鼻毛石機械利用組合内部で行われ、従来から使われている稲ワラよりも高品質な粗飼料という判断しているものの外部評価を受けていない。
 今回、外部評価を受け、良質粗飼料としての位置づけの判断材料とすると共に、一般の畜産農家への啓蒙普及を図るものとして無償配布し、意見を聴取するものとする。       
 
 経 過
 宮城村鼻毛石機械利用組合より、1ロール(約400kg・直径1.2m)当たり3,500円(消費税込み・現地引き取り)でJA群馬中央会の協力の下に買い取り、1戸当たり5ロールを畜産農家4戸(酪農3戸、肉牛繁殖1戸)に平成13年1月16日に配布し、それぞれの農家で任意に給与してもらった。
 その後、所定のアンケートに基づき、各農家から聞き取りで調査した。
 
 成 果
A農家 B農家 C農家 D農家
所在地   富士見村    宮城村    宮城村   前橋市
経営内容    酪 農    酪 農    酪 農   和牛繁殖
飼養頭数(頭) 成牛30、育成20 成牛40、育成10 成牛35、育成35 成牛30、子牛20
通常給与粗飼料 コーンサイレージ    10 コーンサイレージ    8
グラスサイレージ   4
コーンサイレージ    14 コーンサイレージ 7
稲ワラ・コンパクト   4
    (kg) イタリアンサイレージ  12 ヘイキューブ    1.5 イタリアンサイレージ  3
ルーサン     3.6 ルーサン      2.5
チモシー      2.0
スーダン     1.5
給与試験方法 搾乳牛全頭に対して、イタリアンサイレージとの置き換え、ルーサンを気持ち多めに給与 成牛全頭に対して、グラスサイレージとの切り替え 育成牛に給与。 成牛全頭に対して、コーン3kg、稲ワラ2kgと置き換え
ロール1個のみ給与
WCS給与量 8〜10kg/頭/日   4kg/頭/日   3kg/頭/日
給与期間   17日間   20日間    3日間    35日間
WCSの評価 ロールによるアタリ、ハズレがあるが、アタリであれば良い。
・総合評価 イタリアンのグラスサイレージと同等である。 良い。 普通
・品質 色、臭いとも良好であった。 普通であるが、水分が多い物はあまり良くない。 色は普通であるが臭いはアンモニア臭がして悪い。 良い物は良い。品質が一定していない。
・牛の嗜好性 良好。発酵臭が良いようである。 良い。 悪い。雑草が入っている部分は食べなかった。 良い。
・扱い安さ 普通。作業性に不都合は感じない。 普通。 良い。 普通。道具次第。
・グラスサイレージ及び  イネ科牧草との比較 普通。特に可もなく不可もなく。 良い。 悪い。 普通。
・稲ワラとの比較 良い。嗜好性が良いと思う。実際には稲ワラを給与していないため予測。肥育の育成用には良いと思う 良い。 普通。 良い。数段上である。雑草が混じったロールであっても、稲ワラよりも良い。
・流通価格は? 3,000〜4,000円。 3,000円位なら。 3,000円位。  
その他、所感 ・利用する畜産農家への補助金が欲しい。 ・水分等、サイレージの品質は良いが、アンモニア臭が感じられた所は牛が食いつかなかった。 ・ロールによって質に大きなばらつきがある。良い物はコーンサイレージに匹敵する。
・専用機械への補助 ・混入雑草は、葉草なら問題なし。
茎の固い物は、ロールを傷つける。


参考資料−6
飼料イネホールクロップサイレージ(WCS)給与農家へのアンケート調査結果について
西部農業改良普及センター 
 背景及び目的
 飼料イネは水田で栽培可能なことから米の生産調整対策として脚光を浴びており、当普及センター管内でも若干の栽培がなされている。しかし、その利用は稲ワラとしての給与がされているのみであり、飼料イネとしての有効利用という点では課題があった。
 この度、集団転作の栽培作物として飼料イネの栽培が具体化したことから、利用者となる酪農家に実際に飼料稲ホールクロップサイレージ(以下WCS)を給与してもらい、粗飼料としての評価をしてもらうとともに啓蒙普及の足がかりとした。
 
 経 過
 JA群馬中央会及び中部農業改良普及センターの協力により、勢多郡宮城村の鼻毛石機械利用組合から飼料イネWCS(約400s・φ120p)を買い取り、平成13年1月16日に3戸の酪農家へ1戸当たり5ロールを配布した。給与方法は個々の農家の判断に任せた。
 その後、所定のアンケート票に基づき、各酪農家から聞き取り調査を行った。
 
 結 果
酪農家名 A農家 B農家 C農家
所在地 高崎市 高崎市 高崎市(榛名町)
  飼養頭数(頭) 成牛40,育成牛23 成牛42,育成牛17 成牛23,育成牛10
通常粗飼料給与量 コーンサイレージ:8 コーンサイレージ:6  チモシー乾草:2
   (s/頭/日) ルーサン乾草:6 スーダンサイレージ:4  稲ワラ:1.5
エンバク:3 ルーサン乾草:2.5
稲ワラ:2 稲ワラ:3 
WCS給与方法  搾乳牛及び乾乳牛全頭に対して稲ワラの代替えとして給与  搾乳牛及び乾乳牛全頭に対してスーダンサイレージの代替えとして給与  搾乳牛全頭に対して稲ワラの代替えとして給与
給与量:2s/頭/日 給与量:4s/頭/日 給与量:4s/頭/日
給与期間 24日間 20日間 28日間
WCSの評価
・総合評価 稲ワラと同程度 スーダンのロールベールサイレージに若干劣る  牛の嗜好性が高く良い
・品質 カビ、雑草が多く、色・臭いともに悪い 広葉雑草が多いが、飼料イネ部分の色と臭いは良い 臭い、色ともに良い
・牛の嗜好性 悪い 普通 良い
品質の良かったロールはスーダンサイレージ以上である
・扱い易さ 普通 良い 良い
・グラスサイレージ及びイネ科牧草との比較 悪い やや劣る 不明
比較対象なし
発酵臭があるので 良い
・稲ワラとの比較 普通 良い
その他

今回の品質では使えない。雑草が少なくできれば利用可。 雑草が少なく栽培できれば品質も安定すると思う。 非常に良いものなので是非利用したい。


参考資料−7
平成13年度飼料イネ計画書
                           中部農業改良普及センター
1実施地域
 @実施場所:宮城村苗ヶ島
 A担当農家:鼻毛石機械化利用組合
 B対象作物:飼料イネ
 C実施面積:1ha
 
2作業計画
    当該事業で実施する作業・機械化体系
 作業名 作業予定時期 面積 必要機械名
耕耘 6月上旬 1ha ロータリー
液肥散布 6月上旬 1ha バキュームカー
播種 6月中旬 1ha 専用播種機
除草 7月中 1ha ハイクリブーム
追肥 7月下旬 1ha バキュームカー
収穫 10月中・下旬 1ha ラッピング


 
3栽培計画
 品 種  関東飼206号(総窒素10kg/10a以上の施肥が望ましい)
 播種量  3kg/10a
 播種日  6月中旬(麦刈り後)
 播種方法 湛水直播(湛水直播機使用)
 
内容及び液肥施用量 合計液肥使用量 N施用量
基肥 2t/10a 2t/10t 8kg/10a
基肥 2t/10a 追肥1t/10a 3t/10t 12kg/10a
基肥 2t/10a 2t/10t 11kg/10a
基肥 2t/10a 追肥1t/10a 3t/10t 17kg/10a
基肥 2t/10a 追肥2t/10a 4t/10t 23kg/10a
無施肥 - -
 施肥時期
  元肥  麦刈り終了後→液肥散布(バキュームカー)→耕耘(ロータリー)→入水→代かき
  追肥  幼穂が5o位になったころ散布
 除草剤散布時期
   代かき後20日〜25日後 クリンチャーバスME 1回処理
 
4調査項目及び調査方法
 @液肥成分分析
 A土壌分析(基肥液肥散布前・散布後、追肥散布後)
 B水尻液肥分析(代かき後、出芽後入水4〜5日後)
 C出芽、苗立ち調査(播種後、入水前)
 D生育収量調査(播種後30日、50〜60日(最高分げつ期)、90日)
 E出穂期の確認
 F作業時間
 G栽培、収穫コスト計算
 H流通コスト計算
 I収穫期調査
 
 液肥分析結果
PH EC(ms/cm) NH4 窒素% リン% カリ%
豚尿 7.50 24.4 1647.0 0.414 0.109 0.307
(4140g/t) (1090g/t) (3070g/t)
牛尿 8.55 33.0 1256.7 0.576 0.009 0.559
(5760/t) (94g/t) (5890g/t)
 
(補足)
コンクールへの出品経験
過去5年間以内にコンクール等への出品経験がある場合については必須記入。
 
コンクール名 開催年月
受賞実績