個人経営部門
養豚経営 株式会社 林牧場
経営の概要  群馬県沼田市から現在の勢多郡新里村に経営移転し、母豚100頭で開設。平成6年には1,000頭、以後経営の安定性を考えながら現在の規模拡大を実践した事例である。
本事例の特徴は、大規模養豚を目指すには、損耗防止に、① 衛生対策の重要性。生産性の向上には、② きめ細かな飼養管理。また、経営の安定と持続には、③ 労働環境を含む環境対策、④ 肉豚の有利販売、⑤ 消費者やバイヤーとの交流による情報の提供をおこない、地域貢献を果たしながら信頼される畜産業に誘導している。
 取り組んでいる内容の第1点は、衛生管理を重視した管理体系として、スリーサイト方式の導入、子豚の早期離乳、人・豚ともに快適で居心地のよい豚舎の建設で、清潔且つ肥育成績の向上に貢献している。第2点は、平準化された技術水準によって自主取引であるが上物以上の割合が高い。第3点は若い職員が気持ちよく作業できる労働環境を作り出すため、万全のふん尿処理対策を講じ、堆肥の販売も順調に行われている。第4点は、今は関連会社となったが、レストランを通して生産豚肉のピーアール、手作り工房での体験教室、イベント活用など地域密着を積極的に行っている。第5点は、地域のおける経営主自ら食農教育の実践や職員の資質向上のため研修制度のとりいれ、社内外ともに養豚に係る教育に取り組んでいる。
 以上のような取り組みで、社員の平均年齢は27歳で、女性16名、男性15名の活気ある経営体である。
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