【平成21年度群馬県自給飼料生産取り組み事例】中部酪農経営

平成22年1月22日

地域名:群馬県中部

1.収穫・調製利用、栽培管理技術の特徴及び作業の効率化

  1. (1)とうもろこしの収穫調製については、一部外部組織に作業委託してロールベール処理している。
  2. (2)平成20年度から粗飼料生産組合を立ち上げ、水田利用を積極的に行っている。
  3. (3)収穫調製した飼料イネ、ムギ及びとうもろこしロールと輸入乾牧草を混合処理し、搾乳牛に給与している。
  4. (4)同組合での不足分については、別の飼料請負組織と連携して、飼料ムギ7ha分を購入している。
  5. (5)たい肥の水分調整材として、もみ殻、麦わらを使用し、水田にたい肥施用を行っている。

2.経営概要

  1. (1)飼養頭羽数
    経産牛90頭、育成牛50頭
  2. (2)土地面積
    飼料畑1,800a
  3. (3)飼料生産の共同利用、作業委託等
    飼料イネ及びムギは全て作業委託
  4. (4)飼料作付体系と施肥管理
作物名(使途) のべ面積 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月
トウモロコシ 500a   播種     収穫          
飼料イネ 600a   播種   収穫          
飼料ムギ 700a   収穫     播種        

3.自給飼料生産に対するご意見等

  1. (1)飼料生産については、飼料請負組織に作業委託するとともに水田転作利用を積極的に行う。
  2. (2)今年度は準備が整ったので約5ha増やす計画である。
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